実際に成功法則系の書籍を読み漁っていくと、あるところに行き着きます。
それは、成功法則第一世代の本です。
つまり、本当に初期の成功法則の本ですね。
実は、ここでフォーカスされているのが「人格」なんです。
最近の成功法則本のほとんどが「金持ち」「成功」と言ったキーワードが主で、「金持ちになるには〜」とか「ビジネスの成功には〜が不可欠」と言った類の成功法則本が多いような気がします。
で、どの本を読んでも共通しているのは「潜在意識」の活用なんですね。
ちょっと前に流行った「引き寄せの法則」にしても根っこの部分は「潜在意識」なんですよね。
私の尊敬する神田昌典氏にしても「非常識な成功法則」の中で潜在意識の活用について触れています。
また、「非常識に成功するには潜在意識の活用は不可欠」とも言ってます。
J・マーフィーの法則にしても、基本はやはり潜在意識。
そこで、潜在意識に関する本を読み漁っていくと、あることに気づくんです。
「他人の幸せを願う心」がとても重要だと・・・。
潜在意識は顕在意識からの想いを受けて動いているということ。
一人称、二人称の判別が無いこと。
つまり、相手を嫉む感情を持ち続けた場合、
嫉み=相手の不幸を願う=不幸を願う
と、潜在意識に伝わり、相手を嫉んだつもりが、自分が不幸になってしまう、という理屈です。
そう考えると、因果応報とか美輪さんの「正負の法則」にも通ずるのでは?
などと考えるの私だけではないはず・・・。
自分の事ばかりを考えていれば、当然相手を蹴落としてでも・・・という感情が発生するのは必然です。
最初は勢いで、表面的には良い結果が続くにしても、かならず反動はくるはずです。
自分の行いが、「自己中心的なのか?それとも相手の事を本心から思いやってのことなのか?」を、常に考えながら行動する必要があります。
その判断は、頑固で融通が利かない自己中心的な人間にできるでしょうか?
そう考えると、必然的に「人格」というキーワードが現れてくるのです。
成功法則第一世代の本には人格形成に関する事がたくさん書かれています。
そして、「人格」を掘り下げていくと「あの世」の存在に行き着いてしまいます。
結局のところ、世の中は「正直者は日の目を見ない」とか「真面目にやってても報われない」という風潮がありますが、目に見えないところで確実に動いているものが在る、ということは認識すべきでしょうね。
それと、表面的なものに囚われすぎて、本質が見抜けないと余分な苦労を背負い込むことにもなりかねません。
このあたりは、私が例え話を書くまでも無く、成功法則の本やスピリチュアル系の本を読めば、たくさん載ってますので省略しますが、いずれにしても、富とか成功を望むのであれば、まずは他人の幸福を願うところから始めるというのが原理原則なのではないかと強く思います。
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